越知川名水街道 4 epilogue [mix]
河原からあがってきた初老の農夫が笑顔で話しかけてきました。
「ええ自転車やのう、べっちゅうか?」
「タイヤがええがな、これやったらどこでもいけるな」
「吹上から生野の方に抜ける道を走ったらええぞ、峠の手前で振り返ったら千ヶ峰からずーっと連なっとる山がきれいに見えるぞ、鉄塔や電線もないしな」
「加美に抜けるのもええし三国峠の方もええぞ」
さすがに下ってきた道を引き返すことは辞退しましたが、今日のルートの拡げ方をいろいろと教えてもらえたことはありがたかったのです。近いうちに色んなコースを走ってみたくなりました。ただどこも峠越えなんですよねぇ~(苦笑)
なだらかな平野部まで下ってくると田んぼや畑が目につくようになってきました。
越知川の澄んだ水が水路を巡り作物を育んでいます。
前方によたよたと農道を横切る人影が見えました。
スピードを落として最徐行です。
小柄なおじいさんが腹の前で大きなスイカを抱えて運んでいるところでした。
前かがみになりながら両腕で抱え込んでゆっくりゆっくり。
畑から現れたおじいさんは農道を横切ってわき水の溜まりへ向かっているようです。
冷やすのでしょうね。
それにしても大きなスイカです。
「大っきいなぁ~」 思わず声をかけると
「昼から孫が来るんじゃ」
おじいさんは陽に焼けた顔をクシャクシャにして笑いました。
こんな何気ないできごとに出会うために自転車に乗ってるような気がする今日この頃です。
越知川の清流と共に心に残るいいツーリングになりました。きっとまた来よう。
この日の走行距離 80Km
往路輪行(電車&バス)、復路自走
帰りは福崎から2時間の雨中走行でした。
今年の夏はまだはじまったばかりナリ!
「ええ自転車やのう、べっちゅうか?」
「タイヤがええがな、これやったらどこでもいけるな」
「吹上から生野の方に抜ける道を走ったらええぞ、峠の手前で振り返ったら千ヶ峰からずーっと連なっとる山がきれいに見えるぞ、鉄塔や電線もないしな」
「加美に抜けるのもええし三国峠の方もええぞ」
さすがに下ってきた道を引き返すことは辞退しましたが、今日のルートの拡げ方をいろいろと教えてもらえたことはありがたかったのです。近いうちに色んなコースを走ってみたくなりました。ただどこも峠越えなんですよねぇ~(苦笑)
なだらかな平野部まで下ってくると田んぼや畑が目につくようになってきました。
越知川の澄んだ水が水路を巡り作物を育んでいます。
前方によたよたと農道を横切る人影が見えました。
スピードを落として最徐行です。
小柄なおじいさんが腹の前で大きなスイカを抱えて運んでいるところでした。
前かがみになりながら両腕で抱え込んでゆっくりゆっくり。
畑から現れたおじいさんは農道を横切ってわき水の溜まりへ向かっているようです。
冷やすのでしょうね。
それにしても大きなスイカです。
「大っきいなぁ~」 思わず声をかけると
「昼から孫が来るんじゃ」
おじいさんは陽に焼けた顔をクシャクシャにして笑いました。
こんな何気ないできごとに出会うために自転車に乗ってるような気がする今日この頃です。
越知川の清流と共に心に残るいいツーリングになりました。きっとまた来よう。
この日の走行距離 80Km
往路輪行(電車&バス)、復路自走
帰りは福崎から2時間の雨中走行でした。
今年の夏はまだはじまったばかりナリ!
越知川名水街道 3 life [mix]
越知川沿いに下ってゆくとそこには人々の暮らしがありました。
都会からの山村留学生を受け入れる交流センター(旧越知谷第二小学校)です。元気な子供達の声が聞こえてきました。
「大杉さん」ってなんてわかりやすい!(笑)
でか―――っ!!!
越知川を東へ西へ、この日は数えきれないくらい橋を渡りました。
名水を売ってるところや無料で汲めるところが数カ所あり、どこもポリタンクを持った人々でにぎわっていました。
懐かしい出会いもありましたヨ(笑)
うわっ!なんだなんだなんだ ・・・
これが有名な茶木原の大岩です。このふもとは昔、加美に通じる里道があったそうな。
それにしてもでかい、衝撃的な大きさです。
もうかなり下りてきましたヨ。ゴール地点、バスに乗ったグリーンバス粟賀営業所はもうすぐです(帰らなくてもいいのですが・・・)。それにしても下り基調はなんて楽しいんでしょう(笑)
明日につづく
越知川名水街道 2 clear & cool [mix]
起点の新田ふるさと村にて、とりあえず越知川にふれてみることにしました。
越知川の水は想像した通り ・・・
澄みきってレンズ越しのように底がはっきりと見えました。
そして冷たいのです。手をつけて感じるだけではなく越知川周辺にはかすかな冷気が漂っていました。
これから一日中耳にすることになるザーッという川の流れだけがあたりに響いています。
隣接するオートキャンプエリアに泊まっている唯一の家族はイマお目覚めのようです。
ふるさと村で働く地元の方も軽トラでやってきました。おはようございます ・・・ 静かな山間に挨拶の花がさきました。
ふるさと村からさらに北へ続く道です。この道を登ってゆけばやがて山道になり三国峠へとつながっているそうです。行ってみたい気もしますがこれは次の機会に・・・。
ふるさと村からバス道をしばらく走ってからつり橋を渡ります。
つり橋を渡ると右上の越知川と並走する緑のトンネルを走ります。せせらぎを聞きながら ・・・ 贅沢です。
やがてコースはゲートに行く手を阻まれました。グリーンバスの方から説明を受けていたのですが、実は鹿と猪よけのゲートなのです。開けて入って入ったら必ず閉めるようにとのことでした。こういったゲートやネットが数箇所ありました。
こちらはネット式の鹿よけです。くぐって通ります。
コースのポイントや曲がり角には左上のような案内板が立っていて迷うことはありませんでした。
そして滝、奥の上に見えているのがそうです。
ザーッという音につつまれて私ひとりだけ ・・・
ベンチに座ったり、立ち上がったり、ボーッと30分くらいただ見上げていました。
マイナスイオンってホントにあるんだなぁ~~気持ちいい~~
「滝」ってアリだなぁ~
滝をでると越知川の川面がグッと近づいてきます。
この感じ最高ッ ・・・ 嗚呼
明日につづく
越知川名水街道 1 prologue [mix]
朝7時過ぎ、寺前駅を出ると近くの山から靄が下りてきていました。
自転車を組み終わった頃にはさらに下まで ・・・ なじみのない光景につい見とれてしまいます。
粟賀までの自走の途中、市川にかかる橋の上からです。山ってスッゲー!
本日7月28日は休日出勤の代休でした。せっかくなのでネットで見つけていた「越知川名水街道 自転車下り」に出かけることにしたのです。これは、神河町観光協会と神姫グリーンバスがやってる企画で、生野の金香瀬山と千ヶ峰の間をながれる越知川の上流から下流へと周辺のスポットを巡りながら約20Kmを下りてくるものです。自転車のレンタルもやってるようですが、自転車を持ち込めば1000円で上流の散策起点までバスで連れて行ってくれます(保険料、パンフレット、木工細工含む)。何より、基本的に高いところから低いところへ、はるばる20Kmも下りてくるという楽チンコースだからか人気が高く土日は結構混んでるようです。
結論から先に言えば、最高でした!名水として名高い越知川、自然、山間のまちなみ・・・。今日はコースマップに沿って走ったのですが、それ以外にもいろいろとありそうで再訪必至です。
企画についてはこちらをご覧下さい。
「概要リンク」
「コースマップリンク」
「料金、時刻表等リンク」
バスの出る神姫グリーンバス粟賀営業所には、自走で寺前駅から10分程度です。
バス乗り場横手の 「越知川名水街道 自転車下り 受付」 で電話予約済みであることを告げ、担当者の指示に従って料金を払い、保険のための住所、氏名、電話番号を記述します。
コースマップと木工プレートを渡されます。所定コース以外にもいいところがあり、コース通りに走る必要は無いそうです。また、所定コースを走るのであれば、案内板が随所に設置されているのでマップを見なくても迷わないと思います。
バスに載せるのも解体不要、背もたれの取っ手にサドルポストを固定させました。
終点まで私ひとりだけの貸切状態でした。土日は混むらしいですが平日のしかも朝8時発の便ですから(笑)。そうそう今回から例のショートラックと、たまらずに買ってしまったアバンギャルドなニュードラムバッグの登場です。トマトで買ったハーフクリップはDDCUBEに取り付け不可なので equipage 用になりました。DDCUBEに付くのを探さねば・・・
バスはなだらかな坂道をどんどん登ってゆきます。
バスにゆられること約30分でコース起点の「新田ふるさと村」に到着。実は土日祝以外は2~3Km手前の作畑新田までしか行かないのですが、運転手さんの粋なはからいで行っていただきました。感謝。
いよいよ名水街道下りのはじまりはじまり ・・・ つづく
DrumBag という選択 [all my tomorrows]
MTBに乗るときにはできるだけ身軽に、バイクもシンプルに軽くしたいですよね。反面、ツーリングやポタリングも距離が長くなるほど、規模が大きくなるほど荷物がかさんでしまいます。輪行バッグや雨具をどうするのかも悩ましいですよね。デイバッグでは肩こりや背中のむれを招いて快適に走れないし ・・・ かといってキャリアはMTBに似合わないし ・・・
いろいろと悩んだ結果、たどり着いたのがドラムバッグをサドルの下に固定する方法です。昨年の大晦日に購入して今年からはじめました。輪行やちょっとした荷物があるとき、長距離になるときにはこの方法ですっごく快適に走っています。これまではサドルにドラムバッグの手さげ部をかけてシートポストにストラップでブレないように固定していましたが、このたびさらなる簡易化と合理化を図るべく zefal のショートラック を導入しました。あくまでも荷物がかさむとき用ですが、脱着も容易なすぐれものです。
どですか ・・・
篠山川をめぐる冒険 [mix]
7月18日土曜日、篠山方面へ輪行&ポタしてきました。走行距離は 70Km強と先週の半分ほどでしたが、できるだけ好奇心に忠実に、抑制なしで本気でポタったのでかなり疲れました。その分、冒険欲求(大げさですが)を充たすことができ、上質の達成感と充実感も味わえたのでした。
【谷川~下滝】
0726谷川駅着、迎えてくれたのは部活へ向う女子高生達の喧騒でした。みんなまっ黒で健康的、素朴な明るさに好感がもてました。
谷川駅前のあちらこちらに「恐竜もの」がありました。これが一番それらしい板金屋さん作成のモニュメントです。
篠山川南側の農村を抜けて広田のつり橋へ、観光用ではなく生活橋なのでなかなかいいアジがでています。
大丈夫なんやろなぁ ・・・ 高所恐怖症のワタシはつい独り言が出てしまいます。
け、け、け、けっこうなたかさですよ、よ ・・・
下滝駅前にある「ふれあい」の像。前回来たときからのお気に入りです。
一度、県道77号線に出て再度農道を南下、恐竜化石発見の地へはカラフルな足跡をたどってアプローチします。
発掘現場近くには掲示板も設置されています。
掲示板の向かい側、今では発掘現場のシンボルとなっている旧上久下水力発電所です。
発電所の2階部分が農道と同じ高さです。1階へは階段を降りていきます。
文化庁の登録有形文化財のプレートが貼ってありますが手つけずの廃墟です。
変に観光用に整理されているよりはこちらの方がいいと思います。
激流の音だけが聞こえる誰もいない空間。
右側の柵の外が篠山川の激流です。ポツンと立っているのは手回し式の音声解説装置です。
階段を上がって発電所東側に隣接する見晴らし台です。ここからも篠山川が見下ろせます。
町ぐるみの手作りといった感じで、肩肘張った考古学より身近に感じることができますね。
複雑な篠山川の流れです。今度は対岸を走ってみたくなりました。川代公園手前の橋のたもとから篠山川南側の砂利道に入って西へ逆行してみました。急ぐ旅でもなしこれがポタの醍醐味です。緑の隙間から川が見え隠れするワインディングしたオフロード!これには興奮しました。いいとこ見つけた!って感じです。写真を撮るのも忘れてひたすら走りました・・・多分笑いながら(笑)。やがてこのオフロードは集落へ入ってゆき、なんと先ほどの広田のつり橋につながりました。方向転換してジックリともう一度、写真を撮りながらオフロードを戻ります。
広田のつり橋がある集落からオフロードに向けてのアプローチです。
オフロードは里山と篠山川の間のわずかな隙間をぬってゆきます。
激流の音は常に聞こえるのですがなかなか水は見えません。
この写真を撮る少し前に一生心に残るであろう情景に出会ったのです。前方からやってきたガッチリした体型のおじいさんの自転車とすれ違いました。陽に焼けて70才くらいでしょうか。すれ違いざまにお互いに会釈をしたのですが、荷台に華奢で小さなおばあさんが、おじいさんの腰に片手をまわして横座りで乗っていました。まるで高校生のカップルのようです。汗だくのおじいさんとは対照的におばあさんは幸せそうな表情で、通り過ぎざまにかすかに鼻歌も聞こえました。二人共夏らしい涼しげな色の服装で周辺の緑によく映えていたのでシャッターをきりたかったのですが、グッとこらえて心のシャッターにしておきました。ポタってホントいいですね。
オフロードに川がせまってきました。そろそろ終点です。このオフロードの両端に簡易のゲートがあるのは増水時や荒天時には通れなくなるのでしょう。それにしてもいい道を見つけました!必ずまた走りにきます!!!
【川代峡谷】
オフロードを抜け県道77号線に出るとすぐに川代公園です。ここは川代峡谷を中心にキャンプもできる親水公園です。この日も何組かの家族がテントをはっていました。
堰の下流にある自然のプール?です。水も澄んでいて子供達も気持ちよさそうです。
公園は川を挟む両側でつり橋で行き来できます。
こんなところでキャンプをしたら涼しくて気持ちいいでしょうね。いつの日かJr達を連れてツーリングキャンプってのもいいですよね。夢のひとつにしておきます。
県道77号線に戻らず、川代公園内の川沿いの遊歩道で東に向いました。川が近くて気持ちいい~
川代公園の端で県道77号線に復帰です。川と道路の間に福知山線の線路が割り込んできましたよ。
両側に山が迫る峡谷で、川と線路と道路が入れ代わり立ち代わり組ず解れずの大パノラマ合戦です。このあたりの県道77号線は景色も最高で、適度なアップダウンが繰り返される本当にいいツーリングコースです。ポツリポツリとロードバイクとすれ違いましたが、みんな最高の笑顔で挨拶をかわしてゆきました。
峡谷も終わりに近づくと県道77号線が篠山川から離れますが、あくまで篠山川沿いを走り川代ダムの横を抜けます。このあたりの道も空いていて走りやすく篠山の中心までアプローチできます。
きもちいい~もう何にも言えねえ ・・・ です。
【篠山】
篠山の町中で最初に立寄ったのがこの篠山中央図書館です。けっこうキレイな建物で、中には電気ポットとテーブルと椅子だけの食事ルームもありました。カップ麺とか持ち込んで手軽に食事できますね。
篠山城跡周辺や点在するスポットをまわってみました。観光に力を入れているだけあってどこもクオリティが高いです。特に城跡北側の城下町というか商店街はおもむき、活気共にあり、ゆっくりと時間をかけてまわってみるのもよさそうです。また、篠山口駅周辺では驚きました。素朴だった谷川とはうらはらにあかぬけたいわゆるギャルが生息しています。考えてみるとこのあたりは大阪も通勤圏なんですよね。それにしてもスカート短すぎっ!脚出しすぎっ!おと―さんはゆるしませんよ!(笑)
【県道 36 西脇篠山線】
時間に余裕もあったことから県道36号線で西脇まで抜けることにしました。このあたりはまだ山間部へアプローチ途中の味間の田園地帯です。
このまま大した登りもなくフラットな道が山間を抜けて西脇まで続いているのでは・・・というあり得ないバカな期待がなかったわけでもありません。
カーブを曲がるといきなりそこそこきつい登り坂の洗礼です。
一度フラットになったと思うと・・・
またまたこの通りの激坂 ・・・ このあたりからもう押しあがりです。
篠山市から丹波市へ、行く手はもちろん左側の登りコースです(涙)。
まぎれもなく山です。山越えです・・・嗚呼。
このあたりからまた乗車して登ります。だましだまし・・・
ハーフクリップを忘れてきたことが悔やまれます。
追い抜いていった車がカーブを曲がって見えなくなった途端に、シフトダウンさせたエンジンの轟音が聞こえてくると目の前が真っ暗になります。
カーブを曲がると案の定、これまで以上の激坂が立ちはだかります。
高圧鉄塔がこんな近くに・・・
ピーク近く、景色もそこそこよくなってきました。
え―ッ!篠山市???篠山から丹波に抜けてまた篠山???え―ッ!!!え―ッ!!!え~ん!
ともあれここからはなが―い下り坂です。気持ちいい~っ!ワインディングしながら延々と続きます。
下りが落ち着くとそこは黒石ダムです。結構大きい。
前方に目をやるとやな予感が・・・19Km 西脇 右側・・・右側ってまた登りやんッ!!!
今度の坂はハッキリしたというか何というか、真っ直ぐに延々と登ってます。
この野郎、この野郎、ともちろん押して上りました。汗が目に入って視界もおぼろげです。
ピークでいよいよ夢にまで見た西脇突入です。このあと少し下ったところで、苦しそうに登ってくるロードバイクとすれ違いました。「もうちょっと!がんばれ!」と声をかけると「ありがとうございます」と元気な返事がかえってきました・・・が、よく考えると篠山へ抜けるならまだまだ手ごわい登山が待ってましたネ。すみません。
さあここからは西脇市街へ向けて基本下りの快適ツーリングです。この農村地帯は結構長く続きますが、景色もよくて適度にアップダウンがある上質のツーリングコースだと思います。気持ちよく走りながら撮った風景をしばしご覧下さい。
最高ッ!
これにて「篠山川をめぐる冒険 第一章」は終了です。今日もめ一杯遊んでしまいました。
オシロイ花 1 (加古川) [pottering]
梅雨明け間近ですね。ワタシは先日の水分れポタで、ひと足早く夏スイッチをONにしましたヨ。これで当分のあいだは夏アタマ思考です(笑)。
あまい香り、鮮やかな色彩、あふれる生命力、通勤途中にであうオシロイ花です。
さあ徹底的に走りましょう!
氷上町石生 水分れポタ [on-road]
(青:往路、赤:復路)
0712 SUN 水分れ公園までポタしてきました。走行距離 135 km、出発 0800 帰着 1930 と長距離、長時間となりましたが、気の向くままにいろいろと寄り道をしたり、コースを変えたりしてまさしくポタでした。
いきなり!!!八幡あたりの河川敷でナポレオンフィッシュのように悠々とゆく加古川自転車界のボス?(笑)に遭遇。しばし世間話をしながら並走、お元気そうでなによりでした。
加古川線「小野町」駅前にうなぎ弁当屋ができてました。きすみのそば、住宅地の焼き鳥に続く新名所になりそうです。
まだ開店前で炭火をいこしているところでしたが店の人としばし談笑。宣伝しておきますと写真を撮らせてもらったら、ビラもどうぞと30枚くらいもらいました。これ結構重かったです(笑)
美味しいと評判の裏の居酒屋さんがやってるみたいだし今度は食べてみよっと!
さすが小野のひまわりですね。
あっというまに社駅です。
本日のもうひとつの目的はフジさんに教えてもらったハーフクリップでの試走。「劇的効果あり」との答えは既にこの時点で出ていました。あとはこの軽快さを楽しんで走りまくります。
滝野での信号待ち、モニュメントに細く映る自分をパチリ(笑)
そういえば・・・と、闘竜灘に寄ってパチリ。これワタシがあみ出した自転車も自分も映る方法。左上に自分が映ります・・・って普通の鏡で十分なんですけどネ(笑)
闘竜橋の真ん中にある銅像。一度は通り過ぎたのですがタイトルの「夏の陽」が目に入って引き戻してきました。陽水の「少年時代」が聞こえてきそうな味わい深い像、後ろは闘竜灘。
加古川左岸の集落、R175沿いを北上して西脇の農村へ。いい感じに曲がりくねった農道があったので寄り道です。
なぬっ!?農道に鐘とな ・・・
さらに道なりに進むと橋の向こうに踏み切りが ・・・
踏み切りの向こうには神社!
神社の門をくぐるとお堂との間にまたしても架け橋が!
お堂の壁にはワンちゃんが ・・・ 犬次神社っていうお宮でした。
周辺の小川では親子連れが網をもってさかなとりを楽しんでいました。さっ先を急ごう。
ちょっと頑張って黒田庄駅。
黒田庄から西脇方面を望む。
山と川にはさまれた田園地帯をひた走り本黒田駅に到着。
小さいけれど結構気にいってる駅舎、春には桜がきれいです。
丹波市に入りようやく岡本橋。ここまで来るとさすがに遠くまできたなと思うのです。
谷川駅の手前で加古川線、福知山線の2つの踏み切りを越えて柏原方面へ。待っていたのは激坂の洗礼、一気には無理ッと中程で休憩。熱風を感じながら天を仰ぎました。
激坂を登りきると奥野々トンネルです。
歩道が一段高くなって走りやすいトンネルです。何より激坂と格闘したあとだけに涼し~い!
そんなに車は多くない道路ですが、ときどき部活帰りの高校生(通学自転車)とすれ違います・・・ってこの激坂が通学路かよッ!!!
振り返ると ・・・ ワオッ!!!
奥野々トンネルから柏原に向けて一気にすべり降りる、チョー気持ちいい~、もう何にも言えねぇ!
列車を見ても遠くまできたなぁ~としみじみ ・・・
着いたど―っ!柏原駅!
柏原の町は結構ひらけてます。
駅に隣接した「山の駅」のレストランで遅めの昼食です。
あれこれ迷わずカレー!(650円)。鶏肉たっぷりでそこそこのボリュームで満足満足。
あらためてメニューに目をやると「猪ラーメン」、これは何となくわかるのですが、その下の「鹿ゲッティ」って???店員さんに尋ねてみると、鹿の肉をミンチ状にしてスパゲティにあえたようなものとか。「おいしいですよ!人気メニューです!」だって、次回トライかな(笑)。何よりネーミングセンスに爆&脱帽です。
さあ腹ごしらえも完了!さっき決めたばかりの最終目的地の水分れ公園へ向ってゴー!「水分れ」って「ミズワカレ」じゃなくて「ミワカレ」って読むらしいですね。山の駅のおねいちゃんに教えてもらいました。
水分れ公園に着いたど―っ!!!ここは親水公園でもあり多くの家族連れがチャプチャプと気持ちよさそうに遊んでいました。
あらら~ボクちゃんが写っちゃった ・・・ って、ホントは早よこいっ早よこいっと念じながらフレームインしてくるのを待ってたのでした(笑)
分水嶺としてはここがミソのようです。真っ直ぐ向こうに流れてゆけば瀬戸内海へ、右側に流れてゆけば日本海へ。
最寄の石生(いそう)駅にも寄ってみました。裏口ですが・・・
そして帰路、ちょろちょろと川を渡ったり集落を走ったりしましたが、基本的にはR175に沿っての南下です。
帰路についた途端、ショックだったのはかなりの逆風。あ~TVで内田有紀ちゃんがあれほど計画性が大事って言ってたのに・・・オレのバカバカバカ、帰らねば・・・
ここからは、もう熱風、ペダリング、逆風、ペダリング、水、ペダリング、熱風、ペダリング、逆風、ペダリング、水、ペダリング、時々パチリ、ペダリングの繰り返し。のんびり気ままな遊牧民スタイルから一辺、修行僧スタイルへ。
ようやく山南仁王パーキングエリア到着。
ここで加古川/佐治川(左手前)と篠山川(左上)が合流して加古川河口(右側)へ流れてゆきます。
逆風を避けるために中央橋を加古川左岸へ渡って黒田庄で来た道にのるがここも逆熱風の嵐 ・・・
日本のへそ公園近くのグラウンドで休憩、もはや茫然自失。落ち着いてくると前で子供に野球を教えている父親の声が聞こえてくる。父親が投げて子供に打たせている。1球ごとに丁寧に姿勢や視線を説明している。うう~ん色んな意味で勉強になりました。
19時加古川突入、美嚢川橋上で座り込んで休憩、いつの間にか逆風が順風に変わっていましたとサ。
猫の気持ちで ・・・ (加古川) [pottering]
本日もまとまった時間がとれず、せいぜい近場の路地あたり
さしづめ「猫の気持ちで」ってところです
ニャンとも ・・・ プカ
「おもかげ色の空」ってこんな空でしょうか?
canal (別府) [pottering]
週末の開放感も手伝ってちょっとだけ寄り道
本日ラッキーだったのは雨が昼間に集中したこと、おかげで行きも帰りもカッパいらず
こういうときに普段の行いがものを言うねぇ~(笑)
かき氷でも ・・・ (平荘湖) [pottering]
土曜日の午後、かき氷でも食いにと平荘湖へポタ
氷を食うなら暑いとこ!
乗ってみる?
また来ようぜ!
雑郷 (志方) [pottering]
緑のトンネルを抜けひかりの中へすべりおりる
そこは雑郷(ゾウゴウ)の村
2~3件の民家と棚田、だあれもいない
静寂 ・・・ そうでもない
山に反響するうぐいすの鳴き声
足元では水のせせらぎ
この段々、結構タノシ(笑)
一歩踏み出すと呼応するようにウシガエルが水を蹴る
四方を里山にかこまれた別世界
雨の夕暮れ 2 (別府) [on the planet]
ヒジョ―に強い雨に打たれながら帰る
昨日に続いてのカッパ
激しい雨の中、なんだか楽しくなってきたりもする
あとで手入れが待ってることも忘れて
ガレージにたどり着いた途端にカミナリ ・・・ これはラッキーでした!